今夜は勝利(!?)の”V”ワイン!
今夜は勝利のワイン”V”!!(『V』 ヴィアデア(VIEADER) ”V” 1999)。なんか、こういう正面切っての”V”印っていいでしょ! 昨年4月、僕が経営する会社の子会社に社長を送り出す際、昨日書いたパルメイヤーともう1本、この勝利のワイン(!?)を渡して景気付けにした。
この「ヴィアデア(VIADER)」ってワイナリー、ほんと、ディープでカルトなワイン。アルゼンチン出身の美女、デリア・ヴィアデアさんがボルドーはサンテミリオンのシャトー・シュヴァル・ブランに惚れこみそれを目指して立上げたと言われるワイナリー。クリントン元大統領のお友達って話が出回ってるけどどうなんだろうね~? で、自身の名前を付けた『ヴィアデア(VIADER)』。これはボルドーでは補助品種的な扱いになる事の多いカベルネ・フランをメインとして醸造している中々カルトな造り。僕も年代別にいろいろストックしてるけど、超絶な素晴らしさ。そしてもう1つのラインナップが今夜飲んだ『V』というシリーズ。
さ、この『V』って何の”V”だ?? VIADER の”V”? いや、違う。「サインはV!」、それはアニメでしょ! 勝利の”V”? 若干ニュアンスとしてはあるけどまだまだ違う。この『V』、プティ・ヴェルドというボルドーではほんの数%混ぜる程度の補助品種をメインに使ったという超レアなワイン。世界にも例がないと思う。最近のビンテージ(2003年)では半分以上プティ・ヴェルドを使ったと記載されている。不思議だなあ~~
ディープなボルドースタイルのワインで、1999年というともう9年の熟成。『V』はなんとも素晴らしい熟成を遂げてきました! 深い森の奥にいるかのような香り、そして昨夜のパルメイヤーに比べるともっと果実が熟してむれた感じの人を魅き込むような強さを持ったワイン。人によってはニューワールドっぽいと言うかもしれない。でもワインの権威で彼が点数を付けることでワインの売上が変わると言われるロバート・パーカーさんがこういった豊潤で熟成感の強いワインが好みな事などから、最近のボルドーの若いワインもみなこんな感じに造ってきてたりする。ちょっと世界が画一的になっているようで嫌だけど、ともかくこの手の味わいがいま世界的に評価されている事は事実。今夜は甘みを抑えて野菜の旨味を表に出したビーフシチューとフランスパンでこのワインを飲んだ。昨夜のパルメイヤーとは押し出し感が少し違うけど、甲乙付け難い素晴らしいワイン。
ちなみにヴィアデアのワインは昔から大好きで、いまもかなりストックを持っている。最近は中々入ってこないようだから、大事に飲まないと! そしてデリア・ヴィアデアさんには見習うべき所がいろいろある。アルゼンチンから一人で出来てきてからの生き抜く強さ、そしてこのプティ・ヴェルドをメインにしたワインの他にもスペイン名産のぶどう「テンプラニーリョ」を使ったワインをナパで造るなど、既成概念にとらわれない独創性とそれを貫く強さは賞賛に値する活躍。ワイン造り一つとっても人の生きざまは解るもんだね。経営者稼業の僕にとっては日々これ勉強です。
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